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ワシントンDCへ行くと、米国政府の中枢に足を踏み入れることができます。大統領はホワイトハウスからこの国を司っています。そのすぐ近くでは連邦議会が開かれ、わずか数ブロック先には最高裁判所があります。
そして、随所にモニュメントがあります。リンカーン・メモリアル、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・メモリアル、アーリントン国立墓地に行って、感銘を受けない人などいません。この墓地の近くには硫黄島メモリアル(合衆国海兵隊記念碑とも呼ばれる)があり、ここにあるブロンズ像は、この街でも特に印象的なランドマークと言えます。
ワシントンDCは、昔は保守的な街と言われていましたが、若いプロフェッショナルの流入や、かつてないほどエキサイティングなダウンタウン、チャイナタウンなどのクールなエリアのおかげで、ここ数十年で様変わりしました。今でも多くの一流ホテルや高級レストランには権力者らしき人々が集まっていますが、DCには力強く若いエネルギーが流入し、最先端のレストランや話題のホテル、隠れたラウンジなどのアンダーカレントを形成しています。
そうは言ってもやはり、何度となくワシントンを訪れる人々を引きつけているのは歴史的な施設です。スミソニアン国立アメリカ歴史博物館や国立公文書館の展示物を見れば、影響を受けずにはいられません。国立公文書館では、独立宣言書を見ることができます。
ほかにも、とても印象的なワシントン記念塔や、ベトナム戦争戦没者慰霊碑などがあります。この慰霊碑には、今でも毎日のように訪問者が供花を捧げています。ワシントンには一週間滞在しても全部は回りきれないでしょう。でも、そこがいいのです。