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エミレーツについて

リーダーシップチーム

エミレーツ・グループ傘下のほぼすべての経営幹部は創業当初から当社に従事しています。これら幹部の先見性あってこそ、当社は世界で最も成長著しい航空会社、かつ中東地域最大の航空および旅客サービス会社へと成長しました。
シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下の肖像

シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下

エミレーツ航空・グループ会長兼最高責任者

シェイク・アハメッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム殿下は1985年、ドバイ民間航空管理局 (DCA) の総裁に任命され、航空事業でのキャリアを開始しました。同年、新設されたエミレーツ航空の会長となり、わずか2機のリース機でドバイからの目的地が3か所の航空会社として出発しました。現在、シェイク・アハメッド殿下はdnataを含むエミレーツ・グループの会長を務めています。

それ以降今日まで、エミレーツ航空は、世界6大陸に広がる路線網を擁する受賞歴のあるグローバルな航空会社に成長しました。エミレーツは、世界最大数のボーイング777型機とエアバスA380型機を保有しています。

dnataは世界中の空港で操業する世界有数の航業サービス会社の一つです。世界6大陸以上で地上業務、貨物、旅行、フライト・ケータリング・サービスを提供するdnataは、世界の300以上の航空会社の信頼できるパートナーです。

シェイク・アハメッド殿下は、事業、観光、貿易、運輸の主要ハブとしてのドバイの世界的地位の向上に多大な貢献をされました。政府内でいくつかの要職を務められる殿下の政策と戦略は、ドバイのビジョン、経済、共同体、文化の推進に重要な役割を果たしました。殿下はまた、多くの慈善団体の後援者であり、国内および国外の一流の賞を授与されています。

シェイク・アハメッド殿下は、デンバー大学(米国コロラド州)で学位を取得しました。王立航空協会は、1994年に英国で開催されたファーンボロー国際航空ショーで、同協会のフェローとして殿下の航空業界での功績を称えました。2013年5月、ロンドン大学シティ校キャスビジネススクールから理学博士号を授与されました。

エミレーツ航空最高執行責任者、ティム・クラーク卿の肖像

ティム・クラーク卿

エミレーツ航空社長

クラーク卿は2003年以来、エミレーツ航空の社長を務めています。

在任期間中に、クラーク卿はエミレーツをドバイのハブ経由で6大陸130都市に就航する世界最大の国際的な航空会社に育て上げました。また、クラーク卿は航空業界の浮き沈みの中、エミレーツの舵取りを主導し、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックからの記録的な収益達成への目覚ましい回復を達成しました。

クラーク卿はそのキャリアをすべて航空業界で過ごし、1972年にブリティッシュ・カレドニアン航空へ入社後、1975年にはガルフ・エアに移籍し、続いて1985年にドバイに移り、エミレーツ航空の航空計画部長として創設チームのメンバーに参加しました。

クラーク卿は、航空業界への個人的影響力、戦略的思考、エミレーツと業界の成長に対する斬新な指針を評価された2022年のCAPA Airline Executive of the Yearを始め、多数の受賞歴があります。2023年には、フューチャー・トラベル・エクスペリエンスから業界の形成における影響力を評価され、史上初となるFTEビジョナリー・アワード(FTE Visionary Award)を、そしてエアー・トランスポート・ワールドから特別功労賞(Lifetime Achievement Award)を贈られました。

エミレーツ航空最高執行責任者、 アデル・アハメッド・アル・レダ

アデル・アハメッド・アル・レダ

副社長兼最高執行責任者

アデル・アル・レダは、エミレーツ航空の副社長兼最高執行責任者を務めています。

エンジニアリング部門からエミレーツでのキャリアを始めて以来、グループ全体で様々な役職を務めてきました。現在は、ドバイのハブと世界の路線網の運行、航務、エミレーツ機のエンジニアリングと機材の調達、機内サービスとトレーニング、世界の航空旅客サービス、エミレーツ・グループのドバイ空港プロジェクトの管理などの執行部門を監督しています。また、エミレーツ・グループのセキュリティ、持続可能性と環境、ドバイ政府との渉外の責任者でもあります。

それ以外に、アル・レダはエミレーツのフライト・ケータリングとミレーツ・フライト・トレーニング・アカデミーを指揮しています。

2021年から2024年まで、IT部長としてエミレーツ・グループの技術戦略を統括し、技術インフラとシステムを通じた社内の目標と目的の支援を推進しています。

航空業界のリーダーとして広く認められたアル・レダは、その貢献に対して多数の賞を受賞しています。その影響力の下、アラブ首長国連邦の若者に航空業界の様々な分野への門戸を開くプログラムの導入を進め、事業運営の効率性と効果に直接寄与するプロジェクトの立ち上げにおいて中心的な役割を担ってきました。

国内外の機関と密接な繋がりを持つアル・レダは、持続可能性、イノベーション、技術的進歩の熱心な擁護者で、環境フットプリントを削減し、効率性の向上を目指して新たな技術を導入するエミレーツの取り組みの遂行において重要な役割を担っています。

米国のノースロップ大学で工学技術を専攻して理学士号を、英国のクランフィールド大学で航空輸送において修士号を取得しています。

アドナン・カジムの肖像

アドナン・カジム

副社長兼最高商務責任者

アドナン・カジムは、エミレーツ航空の副社長兼最高商務責任者として当社社長の補佐に当たっています。

エミレーツの旅客および貨物ネットワーク全体の商業運営を指揮しています。カジムは、世界の旅客営業、収益最適化、受注管理、航空提携、Eコマース、リテール・センター&コンタクト・センター、エミレーツ・スカイワーズ・ロイヤリティ・プログラム、エミレーツ・スカイカーゴ、目的地とレジャーの管理を指揮しています。

1992年にエミレーツ航空に入社しました。入社後はキャリアカーブを急速に上昇させ、湾岸・中東・イラン地域およびアフリカ地域の上級バイスプレジデントを含む上級管理職に任命された後は当社の商業地域を成功に導いてきました。

広範な経験を通じてリーダーシップの役割を担い、機材計画、市場拡大、政府関連などの分野で当社の成長戦略の形成に寄与しました。現在の役職に就く前は、戦略的計画、収益最適化、および航空政策部門の地域上級バイスプレジデントを務めました。

アル・アインのアラブ首長国連邦大学を卒業しました。貧困にあえぐ子供たちの生活の質の向上に尽力する非営利慈善団体であるエミレーツ航空基金の役員も務めています。また、カジムはエマール・デベロップメントの取締役会議長(2020年以降)、トランスガード・グループの取締役(2022年以降)、ザンド銀行の取締役監査委員会の議長(2023年以降)を務めています。

アリ・ムバラク・アル・スーリの肖像

アリ・ムバラク・アル・スーリ

最高調達および施設責任者

1986年にエミレーツ・グループに入社以来、アル・スーリはグループの調達戦略とグローバル資産・施設の建設を手掛けてきました。

アル・スーリは、エミレーツ・グループ本社、danataトラベル・センター、エミレーツ・エンジニアリング・センター、エミレーツ・グループ・テクノロジー・センター、新しいパイロット研修センター、さらに、世界最大規模の保守、修理、点検施設の一つとなったドバイ・ワールド・セントラルの新しいエンジニアリング・コンプレックス等のいくつかの重要なプロジェクト開発の陣頭指揮を執りました。

ホテル資産管理およびホスピタリティの部門では、JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ、ドバイ・マリオット・ハーバー・ホテル&スイート、アル・マハ、ラグジュアリー・コレクション・デザート・リゾート&スパ、ル・メリディアン・アルアカ・ビーチリゾート&スパ、ザ・セブンズ・スタジアム、海外ではオーストラリアのエミレーツ・ウォルガン・バレー・リゾート&スパ等の由緒ある施設を管理しています。

ホテル、商業施設、居住施設への投資利益率の最大化において重要な役割を担い、ドバイ国際空港のラウンジ、エミレーツ・アウトステーション・ラウンジ、リテールアウトレットのすべてで比類ない顧客体験を提供しています。

アル・スーリは環境の持続可能性に深く尽力し、ソーラーパネルの採用、改修プロジェクト、ドバイ砂漠保護区の野生動物と生息環境の保全などの取り組みを主導しています。

マイケル・ドゥアサム

最高財務責任者兼グループ・サービス・オフィサー

マイケル・ドゥアサムはエミレーツ・グループの最高財務責任者兼グループ・サービス・オフィサーです。エミレーツ・グループの財務、人事、IT、法務、グループ投資の各主要部門を統括しています。

エミレーツには、2006年にドバイのグループ本社にアウトステーション財務およびリスク管理バイスプレジデントとして入社しました。この役職では、世界80か国以上のエミレーツ・ネットワークの財務とアラブ首長国連邦国内市場のグループの信用リスク管理を担当していました。2年後の2008年、グループの上級財務バイスプレジデントに任命されました。2021年6月、金融戦略、財務報告、トレジャリー、管理会計、国際金融サービス、保険を担当するグループ最高財務責任者に任命されました。2024年3月に現在のポジションに就任しました。

また、マイケルは、エミレーツ航空大学校、エミレーツ・フライト・ケータリング、MMI/エミレーツ・レジャー・リテール、エミレーツCAEフライト・トレーニング、トランスガード・グループの幹部でもあります。

IATA(国際航空運送協会)の航空財務諮問団のメンバー、SITA(国際航空情報通信機構)の社外幹部として航空業界と積極的な関わりを持つ一方、ザンクトガレン大学で客演講師を務めています。

エミレーツ入社前には、製薬業界のベルリン化学AGでコントローリング主任を務めました。

航空業界でのキャリアはルフトハンザAGに始まり、ケルン、バンコク、トロント、フランクフルトを拠点に、財務、内部監査、コスト管理、コーポレート・コントローリング、リスク管理の分野で様々な管理職を務めました。その後、スターアライアンスで財務関連主任を務めた後にトーマス・クックAGのコーポレート・コントローリング・ディレクターに就任しました。

ドイツ連邦準備銀行のプライベート大学で経営管理、INSEADビジネススクールで国際経営の学位を取得し、ザンクトガレン大学からCertificate of Advanced Studies(CAS)を授与されました。