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地上で

当社が排出する炭素の大部分はジェット燃料の消費から生じることから、機材の選定や運航方法は当社の環境への影響を軽減する最大の機会となります。ジェット燃料は当社最大の支出領域を構成しており、燃料効率は当社事業のあらゆる部分にとって不可欠です。当社の燃料効率、排出量および騒音特性の詳細については、エミレーツ・グループの環境報告書をご覧ください。

機材

環境に優しく入手可能な最新技術への投資に関するエミレーツの方針は、当社が業界で最も若い機材を使用していることを意味します。最新のワイドボディ機材を運行する環境上の利点には、騒音の軽減やエンジン排気量の削減の両方があります。当社の全機体は、国際民間航空機関(ICAO)のチャプター4が定める騒音基準(少数のウェットリースの貨物機を除く)を完全に遵守し、該当するICAOエンジン排出基準を満たしています。当社のエアバスA380は、現在利用されている大型機材のうちで最も騒音が少なく、世界の最も騒音に注意を要する空港に適用される最も厳格な要件を満たすように設計されています。

エミレーツ・エンジニアは、当社の危害が常に最適な水準で運航できるよう徹底しています。また、当社のエンジン洗浄手順では、内部のエンジン部品を清潔に保ち、変量効率の良い性能を維持し、エンジンの耐用年数を引き延ばします。また、布に含ませた少量の洗浄剤を使って節水を徹底する「ドライウォッシュ」手順で機体を定期的に掃除します。

この手順により洗浄ごとに数千リットルの水が節約でき、機体の外側を清潔にすることで機体が軽くなり、空気抵抗が高まることから、燃料消費量や炭素排出量が削減されます。詳細については、当社の全機体情報をご覧ください。

運航

飛行中の燃料節約は、地上での計画と共に始まります。当社は、現在利用可能な最高の飛行計画システムに投資しており、慎重に飛行計画を作成し、その日の気象条件、領空の制約、各セクターに割り当てられる特定の機材に合わせて飛行経路を最適化しています。飛行中、当社の運航乗務員は差し支えがない限り、かつ航空管制の支援を得て、燃料の節約と排出量の軽減機会を最大限に活用しています。

たとえば、継続的な上昇と下降、長時間フライトでの飛行中の経路変更、風速の変化の考慮などです。着陸時、当社パイロットは(フル逆噴射ではなく)アイドル逆噴射を利用し、誘導路移動中は、安全で差し支えない限りエンジンを1機スイッチオフにします。当社は可能な限り地上電源や駐機場航空機空調の活用を優先しており、機体の補助電源(機体後方に設置されている小型のジェットタービン)のスイッチをオフにします。こうした措置はすべて、燃料の節約や炭素排出量の削減、騒音の軽減に役立ちます。

エミレーツは、航空交通管理の効率を改善し、より柔軟な飛行経路を提供する全世界での取り組みを支援しています。当社の航空業務専門家は、より効率的な飛行経路や運航手順の提供、こうした改善を支援するための最新技術の適用に関して航空管制機関と国際的に連携して取り組んでいます。

機内で

環境への影響を軽減する当社の取り組みは、機体が飛行中も継続して実施されています。

長期間のフライトで使用されるエコノミークラスの毛布は、100%リサイクルされたペットボトルで作られています。1枚のecoTHREAD™毛布には28本のボトルが使われています。ボトルは小片に分解された後紡いで糸になり、柔らかくて温かい持続可能な毛布に生まれ変わります。こうした毛布を使用すると、ペットボトルが埋め立てに使われるのを防ぎ、新しいプラスチック材料を使う場合と比較して、製造プロセスでエネルギーが節約され、炭素排出量が削減します。

不要な重量を運ぶ手間を軽減することにより、燃料を節約することができます。たとえば、当社は軽量の貨物専用コンテナを利用し、搭乗するお客様の人数や飛行距離に基づき、各フライトに積み込む水の重量を最適化しています。

バイオ燃料

エミレーツでは毎年、燃料費として数十億米ドルを費やしているため、当然のこととして、バイオ燃料技術の開発にも強い関心を持っています。エミレーツは、しっかりとしたサプライチェーンのしくみを伴う、技術的に安全で、コストがかからず、真に持続可能な航空機用バイオ燃料の開発に期待を寄せています。

水を使用しないA380型機の洗浄方法

機内で

当社が排出する炭素の大部分はジェット燃料の消費から生じることから、機材の選定や運航方法は当社の環境への影響を軽減する最大の機会となります。ジェット燃料は当社最大の支出領域を構成しており、燃料効率は当社事業のあらゆる部分にとって不可欠です。当社の燃料効率、排出量および騒音特性の詳細については、エミレーツ・グループの環境報告書をご覧ください。

電気

ドバイに降り注ぐ太陽は、当社の最新のエンジン整備センターへの電力供給に役立っており、当社は1メガワット相当の太陽光パネルを設置しました。2,990枚のパネルは駐車場の屋根の上に設置されており、ここから1,800メガワット時以上発電し、毎年二酸化炭素ガスを約800トン削減すると期待されています。また、施設全体に発行ダイオード(LED)を設置して、大量の電気を節約しています。ドバイ・ワールド・セントラル(DWC)にあるエミレーツ・スカイカード・ターミナルでは、毎年970メガワット時以上の電気を節約しています。

エミレーツ・エンジニアリングは、エンジニアリング格納庫、店舗や倉庫にも運動センサーで点灯するLEDを設置しました。エンジニアリング・チームは機体の客室の保守にもLEDを使用し、交換したライトを使うよりもさらに涼しくなる利点を獲得しました。こうしたイニシアティブの組み合わせにより、年間2,850MWhの電気を節約しています。最後に、当社はロンドン事務所を改装しましたが、LED照明を取り付け、空調を新調し、フロアスペースの有効利用を行った結果、電気使用量が60%削減されました。

削減、再利用、リサイクル

当社の事業部門は、資源の消費を削減し、アイテムを別の目的で使用し、耐用年数に達した資材をリサイクルする機会を常に追求しており、これらはすべて循環経済の重要な面です。

IT部門は「印刷前に考えよう」キャンペーンを実施した結果、わずか8か月間で印刷量が33%低下し、コピー用紙を数百万枚と200万kWh以上の電気を節約しました。

現役を引退した機体の付属品もリサイクル可能です。フライト研修施設部門は、機体のインテリアがアップグレードされると、エミレーツ・エンジニアリングから各種アイテムを調達します。あるプロジェクトでは、現役を引退するエアバスA340-500 から座席のセットを入手し、緊急脱出客室シミュレーターと客室サービス研修シミュレーターに合わせて2席ずつ改造しました。このプロジェクトにより座席の耐用年数がさらに5~7年延長し、50席の新しい座席のコストが節約されました。

エミレーツ・フライト・ケータリングは、世界最大級の機内食ケータリング企業であり、事業スケールに合わせてリサイクリングプログラムを実施しています。このプログラムでは、紙やダンボール、アルミホイル、缶、ペットボトル、プラスチック容器などゴミ処理場から各種の材料を転用しています。これらの大半は、当社の機体がドバイに到着後回収されます。

エミレーツ・フライト・ケータリングは、エミレーツ環境グループのアルミ缶を活かす取り組みも支援しており、当社の機体から回収された数千キロの缶を毎年寄付しています。

陸上交通

当社の車両隊マネージャーは、当社の道路事業の環境フットプリントの抑制に務めています。輸送サービス部門は、成長効率の管理と、既存事業の継続的な改善の2つのアプローチを取っています。

さらに燃料効率の良い車両を導入し、サービスする経路数や参加者のいない旅行数を削減するために旅行計画を最適化し、不要なエンジンアイドリングの回避など、安全で効率的な運転の実践について運転手に研修を実施しました。こうした取り組みにより、ドバイで持続可能な輸送に対する賞をいくつか受賞しました。