イラク航空券
イラク南部にあるバスラは、その運河と水路から、かつては「中東のベニス」と呼ばれていました。イラク第二の都市であり、ペルシャ湾の重要な港でもあるバスラは、古代文明シュメールの一部でした。また、有名な伝説「船乗りシンドバッド」の出生地とも言われています。
探検家イブン・バットゥータも、海軍の世界遠征の際にバスラで時をすごしました。しかし現代はほとんどの人が、バスラ国際空港に到着する飛行機でこの都市を訪れます。
ここには、アラビア半島の外側にできた最初のモスクの一つ、Great Friday Mosque(グレート・フライデー・モスク)がある一方、賑やかなバザールでは盛んに取引が行われています。インディアン・マーケットやハンナシェイク・バザールでは、昔からこのようにして商売が営まれてきました。(スパイスや金などの貴重品が物々交換されていました。)
バスラにはコーヒー・ショップやレストランが建ち並び、中東のメッツェからピザやフライまでさまざまな料理が楽しめます。高級レストランは少し見つけにくいかもしれませんが、基本的にはどの店も暖かくもてなしてくれます。
また、足を延ばして行くべき場所もいろいろあります。バスラの沖にあるシンドバッド島は最近、公園として再開発されました。ここを訪れると、海の景色を堪能できます。シャットゥル・アラブの川岸に沿って伸びるコーニッシュ・アル・バスラは、夕暮れの散歩を楽しむのに最適な場所です。
バスラ・インターナショナル・ホテルは、多くの外国人旅行者に選ばれるホテルで、専用のプールと5つのレストランが入っています。バスラは一年を通して気温が高いため、タクシーでの移動がお勧めです。