スリランカへのフライト
2009年以降、コロンボは復興が進んでおり、観光業もそれにつれて急速に発展しています。コロンボでは、洗練された新しいホテル、最上階にあるナイトスポット、一流の食事が楽しめるレストラン、コーヒーショップにアートギャラリーが待っています。そのすべてによって、コスモポリタン化の進むこの都市が急速に繁栄を取り戻しつつあります。
また、この古代の港町は対照的な景観を併せ持っています。1505年から1948年までスリランカは植民地支配されていたため、ポルトガル、オランダ、英国の建築様式が今なお色濃く残っています。特に目を引く名所には、かつての病院をおしゃれなレストランとショッピングモールに改修したダッチ・ホスピタル、見事に修復された国立博物館やゴール・フェイス・ホテルなどがあります。
人気急上昇中のフォート地区では多数の植民地時代風の建物がさまざまな修復段階にあり、隣接するペター地区には多民族向けの卸売市場があります。
コロンボにはこれといった中心地はなく、観光名所やレストラン、ショッピングの場所も広い範囲に分散しています。富裕層の住むシナモン・ガーデンズ地区は市内最大の緑地であるビハーラ・マハー・デーウィ公園を境界とし、シックなコーヒーショップ、デザイナーホテル、スパなどがあります。ビジネス街のコッルピティヤ地区はワールド・トレード・センターのタワーから徒歩15分の距離にあり、一流チェーンのホテルが点在しています。コロンボ南端の郊外にあるマウント・ラビニアには市のメイン・ビーチがあります。
コロンボは高級ホテルに事欠きませんが、節約したいなら、急増している低価格または中価格帯のホテルを選び、本格的なスリランカ料理を出す地元の飲食店に入りましょう。