当社のグローバル展開
エミレーツは1992年のドバイ~パリ・シャルル・ド・ゴール(CDG)路線の就航以来、30年以上にわたりフランスで事業を展開してきました。今日では、パリ、ニース、リヨン行きの旅客機、およびシャルル・ド・ゴール(CDG)行きの貨物機を運航しています。
エミレーツ航空の運航状況について詳しくは、ファクトシートエミレーツとフランス(新しいタブでPDFが開きます)でご覧ください。
2019年11月に、エミレーツは総額160億米ドルに及ぶエアバスA350-900 XWB型機を50機発注しました。2023年のドバイ航空ショーで、当社はさらに60億米ドルに相当する追加15機のエアバスA350-900型機の発注を発表し、A350型機の合計発注数は65機となりました。最初のA350型機は2024年11月にエミレーツの機材に加わり、2025年から2026年にはさらに16機の納入が予定されています。また、これ以降にもさらに追加の機材が納入される予定です。
またエミレーツは、エアバスA380型機の顧客では群を抜くトップとして、2024年から2025年には計116機が運航されています。エミレーツによるA350型機とA380型機の発注は、フランス国内のエアバス社と同社サプライヤの数千の雇用を支えています。
エミレーツはエアバス社の主要顧客であることに加え、ミシュランのタイヤ、サフランの航空機シート、タレス・アヴィオニクスなど、フランス製の航空機部品の重要な顧客でもあります。またエミレーツは、燃料追加、上空通過料、機内ケータリング、航空機着陸料と取扱手数料、乗務員の宿泊を伴う乗務、スタッフの給与、広告、スポンサーシップ等の運営経費を通じて、毎年2億3,000万ユーロ以上をフランス経済に直接寄与しています。
アラブ首長国連邦は、フランスにとって中東地域最大の輸出相手国です。フランスとアラブ首長国連邦間の貿易総額は、2024年には85億ユーロを上回りました。フランスからアラブ首長国連邦への輸出額は63億ユーロに達し、40億ユーロの貿易黒字をフランスにもたらしました。エミレーツはフランスとドバイの拠点間で年間52,000トンの貨物を輸送しています。輸出品の内訳は、ワイン、チーズ、香水、衣類、航空機部品、医療用具、電子製品など多岐に及びます。アラブ首長国連邦で操業する600社以上のフランス企業、そして同国内に居住する推定26,000人のフランス人の大多数がドバイに拠点を置いています。
さらなる路線拡大が雇用を創出。将来的な路線の拡大は、フランス経済の成長を促し、グローバルなビジネスの競争力の強化につながります。輸出を促進し、雇用を創出するとともに、海外からの観光客の増加をもたらします。すなわち、フランスとってさらなる価値を創出します。