アフガニスタン航空券
アフガニスタンの首都カブールは3,500年を超える歴史があり、何世紀もの間いくつもの帝国に支配されていました。
1504年、貿易の拠点となってまもなく、ムガール帝国のバーブル皇帝がカブールを占拠しました。今日でもバーブル皇帝支配下の名残が市内で最も有名な観光名所のひとつ、バーブル・ガーデンに残っています。ここは観光客だけでなく地元の人々にとっても憩いの場です。皇帝がここに葬ってほしいと遺言したというのもうなずけます。
1700年代にはアフガン帝国の支配下となり、カブールはその拠点となりました。この首都が、教育、ビジネス、文化の都市として発展し始めたのはこの頃からです。さらに20世紀の急速な発展はさらなる繁栄と活動力をもたらしました。
古文書にはカブールは「天国の光景」だと記されています。現在のカブールには博物館、公園、湖、ギャラリーなど近代的な名所も数多くあり、実に印象的で目を引く建築物や文化施設と並んでいます。
しかし最大の名所は実は市の中心部から離れたところにあります。谷の真ん中にあり何キロも何キロも続く山に囲まれたカブールの自然の景観には圧倒され、市街地からも比較的簡単に行くことができます。何世紀も前にこの地の人々は王国の周囲を巨大な壁で囲いました(そしてカブール・シャハンと名付けました)が、その壁の一部は現存しています。こうした遺跡の周辺を歩くのは過酷ですが、雰囲気に浸るにはすばらしい方法です。